どーも、たかおっちです。
寒い上に強風で凍える一日でしたね・・・
風呂でじっくりあったまって、ボチボチ製作してます。
さて、今日のHGUC ジム 製作記は合わせ目消しがメインです。
合わせ目を消す方法は色々ありますが
今回はオーソドックスな接着剤を使った方法です。
ピンカットしたパーツの合わせ目に接着剤をたっぷりと塗って
半乾きの状態でギュっと抑えながら組むと
接着剤の溶剤で溶けたプラが合わせ目からムニュっと飛び出してきます。
こんな感じです。
コツは両面に必要以上にたっぷりと接着剤を塗る事。
そして30秒ほど乾かしてから組む事です。
組んだら接着面がはずれないようにクリップで固定して乾燥です。
大体丸一日でほぼ乾燥しますが、ヒケが怖いので丸三日ほど乾燥させれば完璧。
私の場合は乾燥機に入れっぱなしにしますので一日でOKです。
この接着剤ムニュ!式合わせ目消しですが、
塗装派はもちろん、簡単フィニッシュでも有効な方法です。
理由としては、溶け出したプラが合わせ目を塞ぐので
成形色と同じ仕上がりになるからです。
パテで埋めると色が違いますので、塗装が必須。
瞬着を使うと透明な事が多いのでこちらも塗装が必須になります。
ですので、基本はこの方法での合わせ目消しが便利ですね。
乾燥時間がかかるデメリットはありますが、
乾燥中は他の作業をすればいいので問題有りません。
さて、上の画像にあるパーツは、
ポリキャップを挟みさえすれば接着しても問題無いのですが、
中にはそれでは困る部分もあります。
例えばアンクルアーマー。
ダボに差し込む形なので接着してしまうと取り付けできません。
そういう場合は「後ハメ加工」を行います。
加工方法は場所によって違いますが、こいつは簡単。
ダボの上側をカットして、アンクルアーマーを上からはめ込むようにするだけです。
こうやってカットすれば、接着したアンクルアーマーも取り付けできますね。
更に他にも・・・
胴体も挟み込んで固定するタイプなので
接着すると腹パーツが組めません。
腹パーツとの接続箇所のダボを視力測定の下向きのような形にカット。
更に、腹の真ん中のピンは不要なので切り落としておきます。
これで、胸を組んで接着しても、
下から差し込むカタチで腹パーツの合体が可能になります。
画像では首のジョイントになるパーツを挟んでいませんが、
これは後で改修するためなので、通常はジョイントを挟んでおいてくださいね。
ここまではHGUCガンダムでもまったく同じ加工方法でした。
ちょっと違うのはヘルメット。
こういう作りになっています。
クリアーパーツを後ハメできるようにしないといけませんね。
とりあえず3分割しました。
一番上がトサカのセンサー。
二番目がヘルメット内部で見えなくなる部分。
三番目がバイザーですね。
画像では切っただけなのですが、実はこのままでは
センサー部分が上手く後ハメできなかったので
下部を現物あわせで削っています。
この辺は調整しながらやってください。
2番目の内部に来るパーツは位置を合わせて接着してしまいました。
バイザーを外から取り付ける際の台座になってもらいます。
これでヘルメットも安心して接着できますね。
合わせ目を接着したパーツは乾燥機にぶち込んでおきます。
時間がかかるので待ってる間に少しだけ他の作業をやっつけます。
バックパックのバーニアはHiQパーツのSTDスラスター6mmに変更です。
軸が2mmなので2mmの穴を開けるだけでOK。
塗装が終わったら接着で仕上げます。
仕事から帰宅したら接着剤は乾いてたので
ムニュっとなった部分を400番のペーパーで削って平面にしていきます。
ついでに、仮組み時に首が短すぎると感じたので
ボールジョイントを使って首を延長します。
ジムの首はポリ素材なので、延長しにくいんですよね・・・
そんな訳で、WAVEのボールジョイント4mmを使います。
胴体側にジョイントの受けになる部分をプラ板で作り、接着。
ちなみに穴は2mmです。
で、ボールジョイントの長さを決めてカットするだけです。
このままだと首がジョイントだけになってしまうので
同じくWAVEのプラパイプ5mmを必要な長さにカットして首代わりにします。
ちょっとだけ頭が浮いたのが解りますでしょうか?
ちなみに昨日の仮組みだと・・・
アゴがボディにくっついてます。
当然アゴを引くこともできませんでした。
ほんの少しアゴも引けるのですが
その分ジョイントが見えてしまいます。
赤い部分の上に少し見えている薄いグレーがプラパイプ。
これが有るだけで、随分見栄えがマシになりますね。
ちなみに、4mmのボールジョイントだと首がグラグラするので
ボール部分に瞬着を薄く塗って太らせておくと安定します。
で、ようやくムニュ!を削り終えました。
キレイに合わせ目が消えているのが解りますでしょうか?
また、消した部分の色が成形色と同じになっているのも確認してください。
もし、簡単フィニッシュで製作するならば、
この後全体を1000番程度でペーパーがけし、
ガンダムマーカーでスミイレして、トップコートを塗れば完成です。
とりあえず、今日はここまでですかね。
接着剤をしっかり塗って、しっかり乾燥させ、丁寧にペーパーで削り落とせば
誰でもキレイに合わせ目を消すことができます。
面倒かもしれませんが、基本作業なので練習してみてくださいね。
それでは、次もよろしくお願いします~ノシ