どーも、たかおっちです。
今日は製作記をお休みして(毎日更新できてないのに休みもクソもないですが)
私の塗装環境やツールの話をしてみようと思います。
まぁ、これから塗装を始める初心者仲間さんへのアドバイスなんかも含めて。
あんまり期待しないでほしいですけど。
私が模型の塗装を始めたのは2013年10月13日。
最初に塗ったのはHGUC RX-78-2 ガンダムでしたね・・・
この時、一番最初に選んだエアブラシはエアテックス:KIDS-105というモデルです。
プラスチックボディのおもちゃみたいなハンドピースですが
3500円程度のお手頃価格でダブルアクショントリガー、
エア缶でもコンプレッサーでもどちらでも使える、という中々便利なヤツでした。
エア缶での塗装がいかに不経済か・・・
一応理解はしていたつもりでしたが、
この時は趣味として模型を長期間続けるかどうか
まだ決めかねていたので、短期で辞めた場合の「無駄なコスト」を懸念していました。
ガンダムの後にHGUC アッガイを製作しましたが
その時点で、模型塗装の面白さにどっぷり浸かってしまい
一気にコンプレッサーの導入を決定しました。
その時に選んだのが、今も使っているコンプレッサー
エアテックス:APC-001Rです。
エア缶での塗装の場合、HGUCでも一体塗るのに最低2本のエア缶を消費します。
つまりエア缶だけで1500円くらいの出費になる訳ですね。
MGクラスを塗装すると、5本くらいは使いますので3500~4000円の出費・・・
私が買ったAPC-001Rは既に絶版ですが
12000円くらいで買える入門用コンプレッサーです。
現行モデルだとAPC-018が同じクラスですね。
つまり、エア缶でMGを3体作る金額で、コンプレッサーは買えちゃう訳です。
これは、金額の違いはありますが、缶スプレーでの塗装でも同様の事が言えます。
今だから言えますが、全塗装でガンプラを3体以上作る予定があるなら
迷わずに最初からコンプレッサーを買うのが一番ラクです。
エア缶での経験は、コンプレッサーを使った際の感動をより強化する意味で
きっと無駄では無かったと思いますが、
金銭的な面では完全に無駄です(汗
ちなみに、エア缶は無駄ですが、KIDS-105は無駄ではありませんでした。
MG シャア専用ゲルググのグラデもこの105で塗りましたし、
MG νガンダム ver.kaも105だけで仕上げました。
105のように安価で取り回しの軽いハンドピースのメリットは大きいと思います。
しかしまぁ、私という生き物はツール欲が強いらしく
模型開始から2カ月ほど過ぎた2013年12月には
新しいハンドピースを購入してしまいます。
タミヤ:HGトリガーエアブラシ です。
左のニッパーは無関係。
105から乗り換えた最初の感想は「重い・・・!」でしたね(笑
まぁ、プラスチックボディから鉄ボディに変わったら重くて当然です。
口径も105と同じ0.3mm、ダブルアクショントリガーなのも同じ。
このHGトリガーは私にはぴったりだったようで
つい先日、2015年6月に次のハンドピースを使い始めるまで
メイン機の座に君臨しておりました。
で、今のメインであるハンドピースがこちら・・・
エアテックス販売:H&S社製造:コラーニ です。
非常にお高い(定価37800円!)のですが、実勢価格は25000円くらいですかね。
それでもHGトリガーより1万円も高い・・・OTZ
これを買ったのは手持ちの0.3以外に
0.2mmと0.5mm口径のブラシが欲しくなったからです。
それぞれ一本ずつ買ってもいいんですが、コラーニはノズルサイズの変更が可能で
一本で様々な塗装に対応できるんです。
ちなみに標準ノズルは0.4mm。
買ってから気付いたんですが、
ノズルサイズ変更用のニードルセットが結構いい価格なので
慣れるまでは0.4mmのままで使う事にしています。
まぁ、0.2が必要なシチュエーションは限られていますし、
0.3で出来た事はほぼ0.4でも出来ています。
0.3で厳しかった広い面への塗装も0.4ならラクです。
また、コラーニはほとんどのパートを自分で調整できるようになっており、
自分好みのセッティングを探す楽しみが大きいですね。
メンテナンスが面倒、だとかうがいが出来ない!とか書かれている事がありますが
うがいはちゃんと出来ます(取説にも明記)し、
メンテナンスは塗料の流路が独立している分ラクだと思います。
使いやすいし疲れにくいので私は満足していますが
これじゃないとダメ!なものではなく、所謂ぜいたく品ですので
あんまり人にはオススメできないですね。
正直、普通の国産ダブルアクションで十分すぎると思います。
グダグダと書いていますが
とりあえず次に買い換えるか買い足すとしたら
新しいコンプレッサーですかね・・・
ハンドピースはHGトリガーとコラーニで使い分ければ完璧ですので。
エアテックスのAPC-007Cが欲しい今日この頃。
最後に、これからエアブラシ塗装を始めようと思っているみなさんへ。
エア缶だけはやめておきましょう!無駄です。
中華製のコピーエアブラシやコンプレッサーを選ばないでください。
プラモを数体我慢すれば、中華と国内メーカー品の差額は埋まります。
オススメはボークスさん(
http://www.volks.co.jp/)の
「造形村 エアテックス5 ver.2」辺りです。
APC-017Rに塗装ブースまでついてこの価格(36000円くらい)。隙の無い構成です。
コンプレッサーの音が気になるならクッションマットの上に置けばマシになります。
私が今から始めるならコレ買いますね。
クレオスのリニアコンプレッサー系は
ガンプラしか作らないのなら、上記のものより静かでいいかもしれませんが
いかんせん価格が高めです。(L5プラチナセット40000~50000円くらい)
また、セットに塗装ブースが含まれませんので差額はさらに大きくなります。
ついでに、吐出圧、吐出量共にAPC-017や018に劣ります。
多分私はコレは選ばないですね。
他にも模型ショップがオリジナルセットなんかを販売していますので
その辺を攻めてみるのがいいと思います。
もし、私のように単体で買いそろえたい場合、
吐出圧の高いコンプレッサーは水を吹きやすいので
忘れずにハンドグリップフィルターやドレン&ダストキャッチャーを併用しましょう。
(圧が高い=空気が高温に=結露しやすい)
L5なんかだとレギュレーターだけで十分っぽいですが。
・・・長くなりましたが
今日はここまでです。
それではまた~ノシ