どーも、たかおっちです。
今日は夕方急に雨が降り出して大慌てで帰宅しました。
何事も「急」は勘弁してほしいものです。
特に週末の「急」な仕事とか・・・マジ勘弁・・・
さて、クシャトリヤは順次塗装に移行します。
とりあえず、フレーム色のパーツから始めます。
メインで使用するのはメカサフ(ヘヴィ)です。
フレームパーツにABSが多く有るのですが、
ご存じのようにABSは溶剤に非常に弱く、下手をすると割れてしまいます。
(ちなみにプラも強い溶剤を使うと割れます。)
これは素材に溶剤が浸透することで発生するものなので
ABSを塗装する際は、少しでも早く乾燥させたいのです。
七式ガンプラ部では乾燥機も使用しますが、
それでも100%防げないので予防策を講じます。
その予防策とは塗膜を薄くすること・・・です。
通常の塗装では(人によって違いますが)
サフェーサー>カラー>クリアー、の3層塗装を基本としますが
こうすると塗装回数が多く、塗膜が厚くなり、その分溶剤の揮発が遅くなります。
つまり、割れやすくなるんですね。
自分用なら割れても誤魔化しますが、
オークションに出品したり、依頼製作の場合は
割れたらパーツで発注しますので、手間と時間がかかってしまいます。
では、割らない為に塗膜を薄くするには・・・?
色々方法はありますが、最近私は1層塗装を行っています。
つまり、塗装を一回で済ませてしまう方法ですね。
最初はサフを省いて、直接カラーを塗っていました。
しかし、これでは下地処理で残ったペーパー傷などが目立ってしまう場合がありました。
やはりサフは必要なようです。
そこで便利なのが、最近愛用しているメカサフです。
これはサフェーサーに色を付けたカラーサフに分類されるのですが
あくまでも下地としての色が付いたカラーサフと違い、
単体での発色に優れたカラーサフです。
メカサフを使用しての1層塗装+乾燥機での速乾。
これが今のところ最も安全にABSを塗装する方法だと思います。
と、いう訳で、ささっと塗って乾燥機へ。
日本で一番売れている模型用乾燥機↑は非常に安くて便利です♪
メーカーの人が聞いたら嘆きそうですが・・・
依頼者様からの要望で一部パーツを黒に。
黒サフでも良かったのですが、アルティメットブラックを使用し、
ちゃんとつや消しクリアーで仕上げました。
・・・あれだけ書いたのに、3層塗装です(笑
速乾させたら90%くらいは割れないので、これでも結構大丈夫です。
1層だったら98%くらいは割れないので、この差8%をどうするか・・・です。
肉抜きを埋めたパーツがまた盛大にヒケてやがりましたので
瞬着で再修正。
サフを塗るとパーツの粗が目立ちますので
気付いた分はちゃんと修正しましょうね。
誤魔化すと後で後悔しますので。
とりあえず、ABSパーツはすべて塗りました。
ただ、一部パーツの色を依頼者様と相談中ですので
後日塗り直す部分が出るかもしれません。
塗り直す際にもメカサフはしっかりサフなので上塗りOK。
濃いグレーなんで薄い色は塗りにくいですけど。
では、今日はここまで。
明日で今週も終わりますね。
るろ剣見に行かなきゃ・・・
それでは~ノシ
1. 無題
ABSのフレーム系に色は近いし
擦れる部分には、剥がれても目立たないし!
今回初のABS塗装しますが
瓶サフとかは問題ないので、
薄め液が揮発する時に割れるんでしょうかね?
ブラシ近づけ過ぎず
遠くから吹く様にして、薄め液を揮発させながら
塗料だけ、のせる感じに吹けば
良さそうな感じですね?