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七式ガンプラ部

三十路デビューの初心者モデラーです。 初心者モデラーさん応援中! 初心者さんにはジム改の製作記がオススメです。 *2015/09/30より、新ブログへ移行しました。

短期集中製作:HGUCジム改製作記03・表面処理

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短期集中製作:HGUCジム改製作記03・表面処理

どーも、たかおっちです。

短期集中製作は早くも3日目に突入!
仕事からの帰宅が早い今だからこそできる速度で
製作しております。

2日目では、合わせ目消しとそれに伴う後ハメ加工を行いました。
接着したパーツは乾燥期間を長く取る必要があるので
その合間に他のパーツの処理を進めて行こうと思います。

今日行う処理は

1.パネルライン、モールドの彫り起こし
2.ヒケ処理
3.面出し(軽く)
4.洗浄

の四つになります。

それでは3日目のHGジム改製作記、行ってみましょー。


短期集中製作:HGUCジム改製作記03

~表面処理をやってみよう~


普通、表面処理と言うと
2と3になると思います。
ですが、1~4の作業は連続して行うものですので
今回はまとめて「処理」させていただきます。



まずは1のパネルラインとモールドの彫り起こし。
胸のブロックに大体ですが、彫り起こすラインを示しました。
パネルラインとは、本来別のパーツで構成されているはずなのに
設計上一つのパーツになって出来あがっている部分です。
モールドとはそれ以外の窪みであったり、
あらかじめ凹モールドになっているパネルラインの事です。

私は製作する際に必ずこれらをタガネやケガキ針、ナイフ、エッチングソーなどで
軽くなぞってはっきりとした凹モールドに彫り起こします。
そうする事で、一つのパーツを別パーツに見せる事ができますし、
浅いモールドが塗装で埋まってしまう失敗を防ぐ事ができます。

ただし、この作業は「絶対に必要な作業」ではありません。
やらないといけない!と思うと疲れますので
「やった方がいい作業」程度に考えておいてください。



続いて2のヒケ処理と3の面出し。
ヒケというのはプラスチックが少し窪んでしまっている部分です。
赤丸の裏にダボがありまして、大抵ダボの反対面にはヒケがあります。
このシールドもヒケていたのですが
写真では見えませんね。

ヒケ処理は、浅いヒケなら当て板に400番くらいの紙やすりを貼り付け、
平面的にヤスって行く事で問題無く消せます。
このシールドもそれで消えました。

それだけで消えない深いヒケの場合は
溶きパテや瞬着などを盛って、乾かしてから削る、という作業になります。

このヒケ処理は「必須ではないが見栄えに大きく関わる作業」です。
特に面積の大きいパーツがヒケていると非常に目立ちますので
気付いたヒケは極力処理しましょう。

続いて3の面出しですね。
これはヒケ処理と一部かぶる部分がありますが
一言で説明すると
ヤスリ跡を消しながらパーツの面を平滑に整える。という事になります。



例えば、ゲート処理に#400のペーパーを使った場合、
見てわかる程のヤスリ跡が残ります。
このヤスリ跡は#600を使って丁寧に磨かないと消えません。
そして#600のヤスリ跡は#800でないと・・・・というように、
粗目~細目に順番に磨く事で、ヤスリ跡を消していく訳です。

ちなみに私の場合は鏡面仕上げを除けば
#400~600~800~1000まで仕上げます。
800と1000はスポンジヤスリを使う事が多いですね。

この際に、ゲート周辺だけでなく、
パーツの各面を均等にペーパー掛けします。
この作業が面出しのメイン作業です。

プラモのパーツの平面は一見キレイですが
実際は細かい凹凸が有ったり、
スジボリした際についた細かい傷なんかも残っています。
それをまとめてキレイに整えるのが面出しです。

この際、必ず当て板を使ってペーパー掛けするようにしてください。
指でペーパーを掛けると力が均一にかからない為、
キレイな平面になりません。

以上の作業を行って
ヤスリ跡を消しながらパーツの面を平滑に整える。が完了です。

更に、パーツ全部の面にヤスリを当てることで
塗装の下地作りであるアシ付けの効果も得られます。

非常に手間がかかりますし、面倒ですので
これも絶対ではありません。

但し、400からとは言いませんが
アシ付けの意味を込めて最低でも800か1000で
軽く全体を撫でる、という作業だけは行ってください。
塗装を失敗しない為の必須項目ですので。



接着していないパーツ(胸は接着待ちです)の処理が完了です。
今回の内容に沿わないので詳細は省きましたが、
ディティールの改修として必要な箇所への穴あけ等もこの時点で行いました。

これらのパーツは、この後中性洗剤を使って洗浄し、乾燥させます。
100均で目の細かいザルを買ってくると、
洗う時にパーツの紛失を防げるので便利です。

洗浄の必要は無いと言う人もいます。
確かに洗わなくても塗装は出来ます。
出来ますが、塗装を弾いたり、削りカスが残ってしまったり
塗膜が剥がれやすくなるというデメリットが発生しやすくなります。
せっかく下地を丁寧に作ったのなら
最後まできちんとやった方がいいに決まっていますので
洗浄は出来るだけ行いましょう。

洗浄は水と歯ブラシ等、中性洗剤があれば出来ますが
超音波洗浄機を使うと短時間でキレイに洗浄できるので
資金に余裕がある場合は検討してもいいでしょう。



洗浄が終わったら、パーツを乾燥させます。
水滴が面に残っているとウォータースポットが出来るかもしれないので
エアーブラシを空吹きして水分を飛ばしておくといいでしょう。
食器乾燥機などで模型に適した物に入れておけば乾燥は速くなります。



こんなヤツですね。
私はザルごと突っ込んで乾燥させています。


乾燥時間は季節で大きく変わりますが
1日~3日くらいでしょうか。
乾燥器を使えばほぼ確実に1日で乾きます。


さて、3日目の内容はここまでです。
明日には接着したパーツが完全乾燥しますので
そちらを処理していく予定です。

それでは、明日もよろしくお願いします~ノシ

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プロフィール

HN:
たかおっち@ガンプラ部
年齢:
43
HP:
性別:
男性
誕生日:
1981/04/02
職業:
さらりーまん♪
趣味:
クルマ、バイク、ゲーム、ガンプラ

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